近年増加している、がんや認知症、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの慢性疾患においては、病気を治療して完治(Cure)を目指す医療ではなく、病気が進行しないようにうまく付き合っていく(Care)医療です。

患者のQOL(Quality Of Life)という視点に立つと、急性疾患における医療(Cure)においては「医療」が重要な要素になりますが、慢性疾患における医療(Care)においては、病気を完治できないため、「医療」も重要な要素ではありますが、患者としての「生活」面や、「精神」面などの要素も重要になると考えています。例えば慢性疾患においては、食事など日常の生活が大きく変わります。また、病気になることでの不安を軽減するためには、患者同士での支え合いも重要であると考えています。

それではこの「生活」面や「精神」面においては、医療従事者から以前として提供され続けるのか。それももちろん「YES」ではありますが、病気と実際に付き合ったことのある病気体験者の経験(先輩患者の経験)は、それに勝るとも劣らないナレッジベースなのではないか、と当社は考えています。また年々、医療費が増大する現状においては(※)、すべてを医療従事者に頼り続け、医療費を使い続けることは現実的ではありません。患者同士で支えあい、また病気体験を語り合い、自らの治療選択の意思決定を行っていくにあたってのヒントを探し出せるようにしたいという思いから、当社では2008年から現在まで日本で唯一、患者のためのコミュニティサイトとして「ライフパレット」の運用を続けております。
※2015年度の概算医療費は41.5兆円。

慢性疾患における医療従事者と患者QOLの関係図

同サイトにおいては、がんの患者を中心として、様々な患者同士での情報交換が行われています。生活面での情報交換はもちろん、患者同士での励まし合う姿や、また自らの治療についての情報交換なども患者同士で行われています。日々の患者の生活「ライフ」の彩りを、「パレット」の上にちりばめたい。そのような思いから「ライフパレット」というサービス名で、今までサービスを継続しております。
lifepalette

また現在の膨張する医療費を削減という観点に立った場合には、国民の意識改善も図らねばなりません。現在の医薬品医療機器等法においては、第一条の六において、以下の文章があります。

(国民の役割)
第一条の六  国民は、医薬品等を適正に使用するとともに、
これらの有効性及び安全性に関する知識と理解を深めるよう
努めなければならない。

このような役割を支援するという側面からも、現在、患者の生活記録そして振り返りをもっと支援するために、食事データや日々の体に
関するデータ(バイタルデータ)などの記録を特化して、普段身に付けているスマホアプリから簡単に記録できるように、「食事パレット」や「からだパレット」などを提供、もしくは予定しています。また今後は薬剤間の相互作用をチェックするなど、患者の医療に対する意識を高め、患者エンパワーメントを図ることを目的としつつも、患者の生活をより幅広く支援できるような「パレット」シリーズの提供を開始していく予定です。
※患者エンパワーメントとは

私たちはこれらのサービス利用者(ライフパレット会員)に対するリサーチサービスについても承っております。
→ライフパレット会員向けリサーチサービスについてのお問い合わせはこちら
 

ライフパレット

がん患者や家族等同士が支えあい、また病気体験を語り合い、自らの治療選択の意思決定を行っていくにあたってのヒントを探し出せるようにしたいという思いから、当社では2008年から現在まで日本で唯一、患者のためのコミュニティサイ…

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食事パレット

食事を簡単に記録し、振り返ることのできるアプリ 食事パレットは、食事記録に特化した「パレット」シリーズアプリです。このアプリで記録した食事の内容は、ライフパレット上の食事データにも記録されます。 1.食事の写真をとるだけ…

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からだパレット

血糖自己測定を行う、糖尿病患者さんの日々の血糖値管理を簡単にするアプリ からだパレットは、バイタルデータの管理に特化した「パレット」シリーズアプリです。このアプリで記録した内容は、ライフパレット上のバイタルデータにも記録…

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