病院や薬局をはじめとする医療機関においては、電子カルテや服薬管理システムをはじめとしたICTによって情報が管理され、医療従事者から患者に対して、正確な情報が提供され続けています。

病院完結型医療におけるICTとは、このような医療機関で発生するヘルスケア情報を管理すれば十分でした。

しかし病院完結型医療から地域完結型医療へと移り変わっていく中においては、検査結果や投薬履歴などの情報は医療機関などで管理されていますが、日々の体重や血圧、血糖値などのバイタルデータや、さらには日々の運動や食事のデータ、痛みや気分などのデータなど、これまでは院内での把握が可能であった情報は基本的に患者の手元にあります。つまり、地域完結型医療においては、ヘルスケア情報は医療機関内のみでは完結しません。このような患者のみが持っている情報(=Personal Health Record/PHRデータ)は、どのように医療機関に伝わっているのかというと、主に、手帳やノートなどの紙媒体、そしてメールなどによる連絡などが主でした。
※PHRとは

患者の生活記録をもっと便利にするために、食事データや日々の体に関するデータ(バイタルデータ)などの記録を特化して、普段身に付けているスマホアプリから簡単に記録できるように、「食事パレット」や「からだパレット」などを提供し、患者の生活をより幅広く支援できるような「パレット」シリーズの提供を開始しています。そしてこの患者が蓄積したPHRデータをいかに簡単に、そしてセキュアに医療従事者に提供をするか、そして患者と医療従事者をつなげるかという視点で、当社では「パレットライン」サービスを立ち上げ、PHRデータの連携と患者と医療従事者のコミュニケーションを支援しています。

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