メディエイドの患者健康記録(PHR)サービス「ライフパレット・プラットフォーム」が、KDDI社「KDDI IoTクラウド API Market」と接続開始!
株式会社メディエイド(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:杉山博幸、以下メディエイド)は、2017年に刷新した、患者健康記録(PHR:Personal Health Record)サービス「ライフパレット・プラットフォーム」の開発・運営を行っております。
また、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 孝司、以下KDDI)は、2018年1月より「KDDI IoTクラウド API Market」サービスを開始しました。このほど、メディエイドによる「ライフパレット・プラットフォーム」と「KDDI IoTクラウド API Market」を、2018年1月30日より接続することになりました。
食事記録アプリ「食事パレット」で記録した各利用者の食事データ(食事写真の他、エネルギー量や炭水化物、タンパク質、脂質など)を、「パレットコネクト」を通じて他のサービスからの利用を可能とします。今後パレットコネクトでは、食事データに加え、バイタル管理アプリ「からだパレット」で記録したバイタルデータや、患者コミュニティSNSアプリ「ライフパレット」で記録した病気体験データなども、APIを通じて利用できるようにしていきます。
「ライフパレット・プラットフォーム」には、以下のサービスで記録されたPHRデータが保管されています。
「KDDI IoTクラウド API Market」は、APIを通して自社のデータやサービスを提供する企業と、さまざまなAPIを利用して新しいサービスを開発したい企業 (以下 API利用者) をつなげるAPIマーケットプレイスです。これまで新しいサービスを開発する際は自社開発、もしくは個別に外部のAPIを探して契約する必要がありましたが、「KDDI IoTクラウド API Market」を利用することにより、多様なAPIラインアップの中から選択してサービス開発が可能となります。
例えば、ウェアラブルデバイスを開発する企業が自社の製品を活用した新しいサービスを開発したい時に、自社のスマートウォッチから収集した活動量のデータと、「KDDI IoTクラウド API Market」にある食事画像認識APIを利用することにより収集した摂取エネルギー・栄養素の記録データを組み合わせ、その日の活動量に応じたエネルギー量の食事メニューを提案するサービスを開発することができます。
また、「KDDI IoTクラウド API Market」にのみ公開されるAPIも提供します。
「ライフパレット・プラットフォーム」と「KDDI IoTクラウド API Market」の接続から、安全に上記のPHRデータを共有することにより、新たなサービスでの活用を可能とします(第1弾として食事データベースの共有を行いました)。例えば、フィットネスジムがジム利用者の記録した食事データを使って栄養指導などのパーソナルトレーニングを行ったり、化粧品通販会社が商品の付加サービスとして購入者へ食事アドバイスを行うなどの新たなサービス創出に寄与をしていきます。
メディエイドは2005年の設立以来、患者参加型医療の実現を目指し、患者のためのSNSサービス、PHR管理アプリなどの開発・提供・運営を行ってきました。2017年には利便性の向上のため、PHRサービス「ライフパレット・プラットフォーム」を刷新しました。
メディエイドは、急速に進展を遂げるICT(情報通信技術)を活用し、患者を医療につなげる「コネクテッドヘルス」の世界の創生をリードしていきます。