Glossary
UXライティングとは、ユーザーがデジタルサービスを操作する際に、迷わず行動できるように導くための“体験設計としての文章作法のことです。
ボタンのラベル、登録時のガイド、画面上の説明文、エラーメッセージ、通知文など、ユーザーとサービスが触れ合うすべての言葉が対象となります。
単に「正しく伝える文章」ではなく、
“ユーザーがサービスを通じて体験する一連の流れをデザインする”
という思想で書かれる点が、コピーライティングとの大きな違いです。
UXライティングは、ユーザーの行動に直接影響し、サービスの使いやすさを左右します。
その役割は大きく次の3つに整理できます。
文章がシンプルで適切であればあるほど、ユーザーは迷わず行動できます。
例:
・「保存」よりも「登録する」
・「次へ」よりも「記録を続ける」
無機質なアプリではなく、ユーザーに寄り添う存在として感じてもらえる文章にすることで、行動を後押しできます。
例:
・「今日もおつかれさまです。記録を続けますか?」
・「無理のないペースで大丈夫ですよ。」
UXライティングはブランドの人格(Voice)を言葉で表す手段でもあります。
メディエイドでは、
「やさしく、押しつけず、伴走する」
というスタンスを文章でも体現します。
| 種類 | 目的 | タイミング | 役割 |
|---|---|---|---|
| コピーライティング | 何を伝えるか(WHAT) | サービス利用“前” | 魅力を伝え、興味を引く |
| UXライティング | どう伝えるか(HOW) | サービス利用“中” | 迷わず使えるよう導く |
コピーライティングが「使ってもらう前の生活者」に向けた言葉である一方、
UXライティングは “使っている最中のユーザーの体験” に寄り添った文章が求められます。
例:
・コピーライティング:「毎日の健康管理をもっと簡単に。」
・UXライティング:「今日の血圧を記録しますか?」
この違いが役割そのものです。
医療ヘルスケアサービスでは、一般的なアプリ以上に、
「不安を和らげる」「行動のハードルを下げる」
という効果がUXライティングに求められます。
【医療ヘルスケア領域特有の理由】
・医療データは専門用語が多く、誤解されやすい
・高齢者やデジタルに不慣れなユーザーも多い
・数値の変動やエラーが不安につながりやすい
・体調管理・通院・服薬など行動の継続が必要
UXライティングは単独で機能するものではなく、
情報設計・画面設計・導線設計などUI/UX全体の質によって効果が最大化します。
メディエイドでは、
医療ヘルスケア領域に特化したUI/UXコンサルティング
を提供しています。
・UXリサーチ
・医療ヘルスケアアプリのUIデザイン
・ユーザビリティテスト
・プロダクトのUIデザイン改善
など、既存プロダクトの改善から新規アプリ開発まで幅広く支援可能です。
▶ 医療ヘルスケアUI/UXデザイン・コンサルティングの詳細はこちら
https://services.mediaid.co.jp/consulting/uiux
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