私たちは、医療ヘルスケア領域でイノベーションを起こし続けることを目指しています。そのためには、提供するプロダクトやサービスを使い続けてもらい、共に成長させ、新たな価値を生み出すサイクルを創り出すことが重要です。

この目標を実現するために、プロダクトやサービスのデザインを磨くだけでなく、生活者・患者、そして医療ヘルスケア・ステークホルダーと、継続的なコミュニケーションを大切にし、プロダクト開発を効率化しながら、高品質なものを提供することが必要です。また、共感し合えるビジネス・パートナーと共に、イノベーションを推進するためのビジネス・デザインも欠かせません。

最も大切なのは、生活者・患者や医療ヘルスケア・ステークホルダーに寄り添い続ける姿勢です。これを実現する基盤として、プロダクトやサービスのデザインだけでなく、包括的なデザインシステム「beads｜ビーズ」を構築しました。このデザインシステムを通じて、私たちは全社一丸となって質の高いサービスを提供し続けていきます。

beadsの由来

メディエイドが提供するLiNQ-CIRCLE（リンクサークル）プラットフォームは様々な生活者や患者、医療ヘルスケアステークホルダーをつなぐことを目的としています。そして様々な生活者・患者のQOL（Quality of Life）を向上したいと考えています。
生活者・患者、医療ヘルスケアステークホルダーの様々な人がつながれるように、私たちが提供するプロダクト・サービスが幅広い方々に受け入れられたいと私たちは思っています。

そのため１粒のビーズを一つ一つのデザインシステムで決めたこと、作成したこととし、このビーズをつなげて、統一したデザインをもったプロダクトをみんなに提供していきたいという考えを込めて「beads」としました。

また1粒のビーズは生活者・患者・医療ヘルスケアステークホルダーといった色とりどりな人という意味でもあり、私たちのデザインシステムがロゴマークに示すような輪を創り出したいという思いを込めています。

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beadsの運営理念

私たちのデザインシステム「beads」は、多様なデザイン要素を一つの線につなげ、さらにそれを輪にするというコンセプトに基づいています。
個々のビーズ（デザイン要素）がつながり、全体として調和のとれたデザイン体験を作り上げます。この輪は閉じられたものではなく、常に成長し、広がりを持ち、私たちのデザインシステムを利用するすべての人々に提供されます。
ユーザビリティ、アクセシビリティ、エンパワーメント、共創、そしてテクノロジーの力を通じて、生活者・患者、医療従事者などの体験価値を高めることが「beads」の使命です。

1.デジタルに強くない人も安心して使えるユーザビリティを提供するために

「beads」は、デジタルに強い人も弱い人も、本当に幅広い人が利用し続けれられるプロダクト・サービスを提供できるように、様々な知見に基づくユーザーインタフェースのデザイン、そして誰もがわかりやすく見やすい文章や言い回しでユーザーに情報を伝えていきます。この「beads」の輪のデザインは、全てのユーザーに開かれたものになることを示しています。

2.アクセシビリティを考慮した幅広い提供に向け

「beads」は、医療ヘルスケア領域でよく利用する高齢者や、ざまざまな疾患を抱えた患者が少しでも快適に利用できるアクセシビリティを実現することをできるかぎり考えていきます。医療ヘルスケアの分野では、高齢者や疾患を抱える患者が主なユーザーとなるため、操作性や視認性を重視したデザインが求められます。私たちのデザインは、個々の要素がつながり、アクセシブルで調和のとれた体験を提供します。この「beads」の輪には色々なビーズがつながっています。ユーザーの多様性をつなぐことを示しています。

3.行動変容を促進するために

「beads」は、生活者・患者のEmpowerment（エンパワーメント）を支援し、医療ヘルスケア領域における行動変容を促すデザインを目指しています。生活者・患者が積極的に健康活動や治療への取り組みに参加し、そしてそこでの行動を継続するために、様々なプロダクト・サービスを利用した際のインタラクション、UIテキスト（Voice & Tone）といった体験設計を重視しています。ビーズがつながり、輪となるように、個々のデザイン要素がユーザーの行動や感情に影響を与え、持続的な行動変容へとつなげていきます。

4.共創を広げるために

メディエイドのビジョンである「Co-Creation for the future（高齢化が進む社会において患者が安心して参加できる医療DXを実現し、持続可能な医療社会を築く。）」の実現のために、「beads」は多様な要素を一つにまとめ、共に新たな価値を創り出すプロセスを象徴したデザインシステム名としています。この輪の広がりは、私たちのデザインシステムのコンポーネントを社内外のプロジェクトに提供し、共創の場を広げることによって、その実現速度を早めるものと考えています。また、デザインシステムで培った知識や成果を公開し、他の企業・団体と共有することで、共に医療ヘルスケア業界全体の発展に貢献していきます。その輪が広がるように、共創の場を広げていくことが私たちの目標です。

5.テクノロジーとデザインを融合するために

「beads」は、デザインとテクノロジーが一体となり、生活者・患者、様々な医療ヘルスケアステークホルダーが快適に操作できる環境を提供します。見た目の使いやすさや美しさのみでなく、体感速度やレスポンスの向上などを実現する様々な技術を取り入れ、ユーザー体験の質を向上させます。ビーズの輪がスムーズにつながるように、デザインのみでなく、テクノロジーも重視し、テクノロジーとデザインを融合し、ユーザーにとってシームレスで快適な体験を提供します。