Glossary
LINEユーザーIDとは、LINEプラットフォームがユーザーごとに発行する一意の識別子です。
LINE公式アカウント(Messaging API)において、特定のユーザーにメッセージを送信する際には、このユーザーIDを用いて送信対象を指定します。
LINEユーザーIDは、Uから始まる32桁のランダムな英数字で構成されており、ユーザーの氏名やメールアドレスなどの個人情報を直接含むものではありません。
LINEには、名称が似ている2種類のIDが存在します。
・LINE ID
ユーザーが任意で設定する検索用のID(例:@xxxx)友だち検索などで利用される
・LINEユーザーID
LINEプラットフォームが内部的に発行する識別子システム(Messaging API等)で利用される
そのため、LINE公式アカウント運用やシステム連携において取得・利用されるのは、LINE IDではなくLINEユーザーIDとなります。

(図の説明)LINEユーザーIDは、LINEプラットフォームが内部的に発行する識別子であり、同一のプロバイダー配下ではチャネルが異なっても同じ値が利用されます。一方で、プロバイダーが異なる場合には、同一ユーザーであっても別のLINEユーザーIDが発行されます。また、LINE IDはユーザー自身が設定する検索用のIDであり、LINEユーザーIDとは異なる情報です。両者は用途および役割が明確に分離されています。
LINEユーザーIDは、同一のユーザーであってもプロバイダー単位で発行される識別子です。
同一プロバイダー配下であれば、Messaging APIチャネルやLINEログインチャネルなど、チャネルが異なっても同じユーザーIDが利用されます。
一方で、プロバイダーが異なる場合には、同一ユーザーであっても別のユーザーIDが発行されます。
この仕組みにより、異なるサービス間でユーザーを横断的に特定することはできない設計となっています。
LINEユーザーIDは、それ単体では特定の個人を識別できる情報ではないため、一般的には個人情報そのものには該当しないと考えられています。
ただし、LINEユーザーIDに対して利用履歴や行動データなどを継続的に紐づけて管理する場合には、結果として利用者単位の行動履歴を追跡可能な構造となるため、設計上の配慮が重要となります。
患者支援プログラム(PSP)においてLINEを活用する場合、LINEユーザーIDを用いることで個別通知やリマインド配信などの機能を実現することが可能です。
一方で、以下のような点に留意が必要です。
・個人単位の履歴データとして保持するかどうか
・行動履歴をどの粒度で管理するか
・安全性情報(AE)取得リスクへの配慮
これらを踏まえ、設計によっては
・個人単位での履歴を保持しない
・日付や投与回数単位での集計データとして管理する
といった形で、個人を特定・追跡しない運用とすることも可能です。
LINEユーザーIDの特性を踏まえた設計により、
個人を特定しない形でのPSPアプリ運用や、個人単位の履歴を保持しないデータ設計にも対応することが可能です。
▶ LINEを活用したPSPアプリについて詳しくはこちら
https://services.mediaid.co.jp/patient-app
また、PSP(患者支援プログラム)の基本的な考え方や背景については、以下もあわせてご参照ください。
▶ PSP(患者支援プログラム)とは
https://mediaid.co.jp/glossary/psp/
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